Amateras(アマテラス)とBATTLE手裏剣(バトル手裏剣)の試合は今のMCバトルに対する警鐘なのでは?

HIPHOP

こんばんは、守田です。今日はラップバトルのイベント、戦極MCバトル17章があったみたいですね!今回僕は行けてないのですが、前代未聞のノーゲームがあったようなので、事の顛末をおさらいしながら僕の考えも述べていきたいと思います

何が起きた?

さて、事が起きたのは戦極MCバトル17章の1回戦、Amaterasさん対BATTLE手裏剣さん(以下敬称略)のカードでした

先行のAmaterasがラップをせずに韻と書かれたパネルの上で縄跳びを始めます。要は韻を踏んでいるという表現なのでしょうね

対するBATTLE手裏剣はそれに怒ったのか、試合途中にもかかわらずステージの外へ帰ってしまいました


そのあとは正社員さんが延長しようとし、八文字さんが観客に判定できるか聞いたそうです。その結果、判定できないとの声が多くて判定不能で両者敗退になったそうです

この試合がツイッター上で大炎上!!様々な意見が飛び交っています。今日の戦極MCバトルの結果よりも話題にされています

様々な意見と判定

これについて最初に思うのはお互いにフリースタイルだったのでは、ということです。韻のパネルと縄跳びを使い、韻を踏むということを表現しようとしたAmaterasとそれに対し退場という行為で否定を示したBATTLE手裏剣。お互いにお互いのHIP HOPを貫いたのではないでしょうか

だから僕はこのバトルについてはしっかり判定をするべきだったと思います。ただ、観客の方も司会も混乱してただろうしこうなったのは残念ですが、しょうがないかなと思います

僕がもし司会なら松島さんと同じように判定すると思います。まず観客の方に判定を聞いて、もし判定できなければ途中退場を棄権とみなします

いろんな意見はありますけど、やはり手裏剣さん擁護の声が大きいですね

これらを見ていて思ったのは前々から感じてたけどHIPHOPって全く自由じゃないなーってことですね。むしろ束縛が強いように感じます。典型的なムラ社会ですよね

どっちもHIPHOPだろじゃ終わらないんだなーってびっくりしましたね。まあわかってたけど

で、僕は今回のバトルはこの流れに警鐘を鳴らしてるんじゃないかなと思いました

今回のバトルは最近のMCバトルへの警鐘を鳴らしている!?

この流れを見ていて思ったのは2016年のUMBで呂布カルマさんが言っていたMCバトルのスポーツ化が進んでいるなということです

割とサッカーの試合でテニスするようなものだみたいな意見がありましたが、この意見がまさにそれを表していると思います

HIPHOP、MCバトルにおいては本来上記のような意見は当てはまらないと思うんですよね。でもそう意見が出てきているということは、本来自由だったはずのフリースタイルはだんだんフリーじゃなくなっていってると言えると思います

例えば今回のバトルではLick-Gさんが4小節首を振るだけという場面もありましたが、それは問題にならず今回のAmaterasさんの事例は問題になってしまった。この違いって何でしょう?

それはただただ自分が認めることができないからってことなんですよね

そう考えると実はフリースタイルって全くフリースタイルじゃなくてみんなの認める基準でみんなの求めることをしろよっていう意味になってるような気がします

最近僕はあまりMCバトルを見なくなったんですがその理由は、みんな同じようなラップに同じような大会、いつも勝つのは同じようなメンツ。だんだんこの流れが強くなってると感じるからなんですよね

それを否定しているわけではないし、むしろいつも同じメンツが勝つのはその人が積み上げてきたものがあるからなんですが、このままだとやはりだんだん衰退が進むと思います

そしてこの流れに警鐘を鳴らしたのが今回のバトルだったのではないでしょうか。Amaterasにその意図があったかどうかはわからないですが、僕はそう思いました

ただ、僕はこの流れはいつか壊れると思っています。特に正社員さんはクリエイティブで新しい試みが好きな方だと思うのでこれからいろいろなHIPHOPを見せてくれると思います

今回のAmaterasのバトルも、時間はかかると思いますがいつか認められると思います。ていうか願望ですね。そういうHIPHOP界になってほしいです

日本語ラップにもTyler the Creatorのようなラッパーがいてもいいと思うんですよ。とにかくHIPHOPがもっと面白くなってくれることを期待してます!

とにかく今日のBATTLE手裏剣もAmaterasもお互いHIPHOPでした。ぜひDVDを買ってみたいと思います。カットするのはやめてね(笑)